失恋した時に見る映画をレビューしました!

家族の温かさが身に沁みる

失恋をしたとき、もう恋なんてするもんかと思うこともあるけど、そんな痛みを周りにいる大切な人たちの優しさで癒されることってありますよね。とくに家族の温かさはいつも変わらずに傍にあります。犬や猫、ペットを飼っている人はそんな彼らに支えられることも多いのではないでしょうか。そんなことを実感できる1本が、「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」。原題は「Marley&Me」というもっともシンプルなものですが、映画を見ると、この愛犬マーリーの可愛さあってのこの邦題だということが分かります。さてストーリーは、愛犬を取り巻く家族の愛の物語です。主役の二人は言わずとも知れた有名スターの、ジェニファー・アニストンとオーウェン・ウィルソンです。結婚前直後の新鮮なカップルからマンネリ化してきた夫婦の様をとてもリアルに演じています。そして何といっても愛犬のマーリーの可愛さには、笑わずにはいられません。夫婦関係や仕事が上手くいかないときでも、そんなマーリーのお陰で気持ちも変わり、家族の絆が深まっていきます。物語のラストは涙せずには見られません。笑いあり涙ありのストーリーはハッピーで前向きにさせてくれますよ。


あなたにとっての愛おしい時間とは・・・

次のレビューは、「アバウト・タイム 愛おしい時間について」。こちらの作品です。この映画は国内でいわゆる大ヒットではなかったかもしれません。でも好きな人は何度でも見たくなる、そんな力を持った映画です。もちろん本国イギリスでも大ヒットしました。舞台はイギリス。一人の青年が父親から、時空を行き来できると告げられるところから始まります。ちょっと非現実すぎる話のように感じる人もいるかもしれません。でもそんなSFっぽさを感じさせず、それよりももっとリアルな日常を描いている1本です。この映画の見所は、恋愛だけではない人々の愛、そしてそこから学べる、今という現実を大切にするということ。普段はなかなか気づかない、日常はこんなに素敵なことが溢れている、というメッセージを送ってくれます。特に後半、主人公のティムが、仕事に行き毎日の普通の生活をこなすシーン。ここでは一度この日常をやり直したからこそ感じえる、小さな幸せに気づくことができます。映画の中でも主人公が失恋を乗り越え、新しい恋に向かう様子もとてもポップに演じられているので、色恋以外でもとても大切なこと、時間がまわりには溢れているということを感じるかもしれません。


この名作をもう一度見てみよう!

さて続いては、大ヒット作の「ラブ・アクチュアリー」です。これはネットでもたくさんのレビューが掲載されています。そして某有映画評論家も絶賛したということで、注目を集めた作品です。もう既に見たことがあるという人も、失恋したらもう一度、観て見ませんか?また違った視点で見ることができるかもしれません。たくさんの有名キャストが繰り広げる色々な物語が不思議にも繋がっていて、最後にはそれぞれの一番幸せな道を見つける、というストーリー。妻を亡くし息子と二人で生きていくことになった男、息子が好きな女の子に気持ちを伝えるために奮闘し、それをサポートすることで親子の絆が深まる物語。そして言葉は違えど、お互い恋に落ち、一度は離れても気持ちを忘れられない二人の物語。英国の大統領とその秘書との恋。はたまた友人の結婚相手をずっと思い続けていた男、国を飛び出し彼女探しをする破天荒な男など、本当にいろいろな角度から人々の愛を描いています。映画の中ではクリスマスの時期。それでもカップルで過ごすという形以外でも、たくさんの幸せの形があるということを感じ、さらに作品中に出てくる彼に負けず、次は良い恋愛をゲットするぞ、なんていう気持ちにもさせられるかもしれません。

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