ハラハラドキドキ隣の席の女子におすすめできる映画

イケメン二人が苦悩する姿に萌えるサスペンス映画

女子に映画をおすすめするなら、安直といわれようとも、まずイケメンが出てくる作品を選んだ方が観てもらえる可能性が高くなるでしょう。

そこで推薦したいのが、「インファナル・アフェア」です。香港映画で、主演の二人は骨太ながらもイケメンなスター俳優です。

主人公は、マフィアの一員でボスから信頼も厚いあるヤンと、警察官として麻薬犯罪捜査をしているラウの二人です。しかしこの二人は、実はそれぞれの組織に潜入しているスパイで、ヤンは潜入捜査をしている捜査員であり、ラウは警察組織に潜り込んでいるマフィアです。

組織内で順調に出世をしていく二人ですが、とある麻薬取引事件をきっかけに、組織内にスパイがいることが発覚してしまいます。スパイ探しが進む中、果たして二人は無事でいられるのでしょうか。

張り詰めた空気感の中、アクションも絡めながら話は進んでいきます。特にマフィアに潜入しているヤンは、身元が明らかになれれば確実に殺される立場にあるので、ヤンの出ている場面は緊迫感が高まります。

女子としては、イケメン二人が自分の立場と苦しい状況に苦悩しながらも、これを打破しようとするもがく姿に、目が離せなくなるでしょう。

もちろんサスペンスとしても良作品です。


ハリウッドにも負けない迫力の邦画

邦画がお好みの女子ならば、「藁の盾」がおすすめです。

日本映画でありながら、ハリウッド映画のような派手なアクションが楽しめるサスペンス作品です。

話は、元経団連会長・蜷川の幼い孫娘が惨殺されたことから始まります。

犯人は清丸という男で、蜷川は清丸を殺せば10億円を報酬として支払うという広告を全国紙に掲載させ、未遂に終わった場合にも1億円を支払うと宣言します。

逃亡中の清丸は、身の危険を感じて警察に出頭してきましたが、出頭先が福岡だったため、警察としては清丸を警視庁へ搬送しなければならなくなります。全国民から命を狙われる立場になった清丸を、無事に警視庁へ送り届けることができるでしょうか。

清丸を警護するのは、銘苅と白岩たちSPと福岡県警の刑事たちです。どこからどのように襲い掛かってくるかわからない清丸への襲撃者たちに対し、彼らは時に身体を張って立ち向かうのですが、そのアクションシーンや高速道路での襲撃シーンが迫力満点で、かなりカッコいいものになっています。

果たして清丸を搬送することができるのか、また清丸の命は守るべき価値があるのか等、話も最後まで飽きさせません。娯楽作品として、サスペンスとアクションがたっぷり詰まっている映画です。


DVD特典も含めて楽しめるサスペンス映画

ホラー作品としてシリーズ化されている「SAW」も、最後までハラハラドキドキが止まらない映画です。

このシリーズは、続編はホラー色が強く、グロテスクなものが苦手な人にはおすすめできない作品になっているのですが、実はこの1作目に関しては、目を覆うようなシーンはほとんどなく、あっても直接的に描かれることはほとんどありません。

二人の男が目覚めると、そこは薄汚れた広いバスルームでした。男たちはそれぞれの壁の端で、片足を鎖で繋がれているという状態です。しかもバスルームの床には、血だらけの男の死体があります。

どうしてこのような状況に陥ったのかわからない二人でしたが、そこで発見したテープレコーダーを再生すると、時間内に相手を殺さなければ、二人及びその家族を殺すというメッセージが吹きこまれていました。

このゲームを仕掛けたのは誰なのでしょうか。そして二人はバスルームから生きて出ることはできるのでしょうか。

有名なタイトルだけに、怖そうだからと観ずにいる女子も多いでしょう。しかしそんな女子にこそおすすめしたい映画です。少なくとも本作品だけならば、恐怖よりもサスペンス要素が強く、ホラーが苦手でも楽しめます。一度観た後、DVD特典の制作秘話を聞くのも、楽しいです。

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